井筒

井筒

「井筒」

福岡県伝統的工芸品展 NHK福岡放送局長賞 受賞作品

本体:博多人形(素焼きに胡粉・水干絵具と膠で彩色。本金箔・本金紛使用)
金額:¥300000(税抜)

 旅の僧が秋の月の美しい夜に石上(奈良県)の在原寺を訪れ、昔、この近くに住んでいた在原業平とその妻であった紀有常の娘を懐かしみ、供養をします。そこへ里の女が現われ、墓に花水を供えると、墓の主が業平であることを僧に教え、業平と有常の娘の恋物語を語ります。

 語り終えると女は、自分こそ有常の娘で「井筒の女」とも呼ばれていると明かし、井筒の陰に姿を消します。

 近所の男から二人の詳しい話を聞いた僧が、夢での再会を待ち眠りにつくと、業平の形見の衣と冠を身につけた有常の娘の霊が現われ、静かに舞を舞い、井筒の水面に映る自分の姿をじっと見つめ、業平を偲しのびますが、夜が明けるとその姿は消え、僧の夢も覚めるのでした。

 

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