すごい!『聖一国師』が博多にもたらしたもの

博多祇園山笠の祖とされる『聖一国師』の制作にあたり、聖一国師という人物についてだけでなく、歴史的背景や、宗教について、衣装についてなどなど、たくさんの資料を参考にします。
その資料の中で知ったことですが、聖一国師が博多の町にもたらしたものがスゴイ!と感動したので、簡単にご説明します。

博多から宋に渡った円爾(聖一国師のこと)は様々な民族や文化に出会います。そして、宋から持ち帰り伝えたものとして、”饅頭” や”水車で小麦を大量にひく技術”などがあります。これにより作られた小麦粉で、饅頭やうどん・そばの麺が作られるようになり人々の暮らしが豊かになっていったといわれています。承天寺がうどん・そば発祥の地といわれる所以ですね。

他にも、博多織の献上柄といわれる独鈷と華皿の模様も、円爾による発案といわれています。

お茶で全国的にも有名な静岡県は聖一国師の生誕地で、聖一国師がお茶の実を宋より持ち帰り蒔いたと伝えられています。静岡茶の始祖でもあるんですね。

このように、留学僧のお坊さんは仏教だけでなく、いろいろな学問や技術、文化や知識を身につけて帰り、人々に伝え広め、生活をよりよく発展させていったのですね。

時代の最先端ですね。

ありがたい!!!

さて、工房では引き続き博多人形『聖一国師』を制作しておりますが、原型が一品作に近い作りで、複雑な形状なので型取りにとても神経を使っているようです。
どのように型を取るか、、墨割りという作業がかなり難航しています。
型の角度や順番、厚さ、などなど考えて墨割りしていくのですが、まるでかなり難解な立体パズル。
今までで一番型取りに頭を悩ませているように見えます。

無事成功するといいのですが。。

聖一国師型取り
聖一国師型取り
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